STAFF スタッフの紹介
女性ならではのサービスを
成田美詞(整備サポート)
私はまったくの未経験からこの業界に飛び込み、いまは先輩たちのお手伝いをしながら国家資格の自動車整備士の取得を目指しています。整備士の業界は、いまも女性の進出が遅れている業界。こうしたなかに飛び込んできて経験したことをお話しします。
何も知らずに飛び込みました
最初は営業の求人を見て申し込んだのですが、残念ながらすでに枠が埋まっていました。ただ、中村社長に面接していただいて、そのお考えに触れることでこの会社で働いてみたいと思い、整備の仕事をさせていただくことになりました。
自動車整備の仕事をするには、国家資格が必要となります。ほとんどの人はまず専門学校などに通って資格を取得してから整備士として就職します。私は、そうしたプロセスを経ずいきなり現場に入りました。全くの素人でしたが、先輩たちに教えてもらいながら、サポート業務や軽作業などを行っています。
すべてのクルマはかけがえのない一台
私はクルマに関しては本当に知識がなく、すべての仕事が初体験でした。
メーカーや車種、それぞれのパーツの名前や役割などについてもゼロから学んできました。そして仕事を通じて得た大きな気づきは、それぞれのお客様にとってクルマがかけがえのないものだと知ったことです。
オーナー様のクルマへの愛情に応えたい
1ヶ月に1回、必ずオイル交換に見えられるお客様がいます。
すでに13万Km以上走られていますが、外装も内装も本当にきれいで、まるで新車のようです。よほどこまめに洗車や手入れをしないと、こうした状態は維持できません。
愛情を込めてクルマに乗られていることが伝わってきます。自動車は工業製品ですので、同じものが数多く流通していますが、オーナー様の手にわたってからは、それぞれに個性が生まれるのだと思います。
誰にとっても、その一台こそがかけがえのない一台であって、特別なクルマです。私は、そうしたオーナー様の想いをきちんと理解し、安心して乗っていただけるよう、誠意を込めて整備をしたいと思っています。
話しやすい雰囲気を感じてほしい
当社には、クルマにあまり詳しくない方も多く訪れます。特に私と同年代の女性ですと、車種やデザインのことはわかっても、機械のことはよくわからないということもあると思います。
私自身、オイル交換などの初歩的なことすら知らずに就職しましたので、そうした人たちの気持ちがよくわかります。ですから、自分らしく、お客様と近い目線で話しやすい雰囲気を出せればと思っています。
整備士の業界にはまだまだ女性が少ないのですが、だからこそクルマに詳しくないという人にも、相談しやすく頼りになる整備士でいたいと思います。
ありがとう、と言ってもらえる整備士に
いまは経験を積んで、国家資格の取得を目指しています。資格試験は実技だけでなく、知識を問われるペーパーテストもありますので、自宅に帰ってからも勉強しなければなりません。
仕事のなかで何よりうれしいのは、お客様に「ありがとう」と言ってもらえること。早く一人前になって、クルマのことで何かあったら成田に頼もう、と思ってもらえるような存在になりたいです。
≪私のプライベート≫
プライベートでは、フェスに参加するのがいちばんの息抜き。予定がつけば、県外で開かれるフェスなどにも訪れています。